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叡知

ViViとキーボード(論理)

論理配列図

現状の論理配列はこう!

QWERT をベースに、キーボードの物理配列や入力上の便宜などを考慮して一部が変化しています。

補足

ただしこれは US 向けのレイアウトツールなので、主に記号関連において、見た目と実際の入力が異なる部分が多々あります。 あと、 AHK 経由で挙動を定義している箇所もあります。

そうした点を補正すると、だいたいこうなります(厳密ではないですが)。

左サムクラスタ( Enter, BackSpace, Space )

一般的な日本語入力において、きわめて高頻度でもちいるキーが Enter, BackSpace, Space の3つです。 なんならわたしは日本語以外を入力することもかなり多い(日本語より日本語以外を入力することが多い日や、日本語をほとんど入力しない日すらありうる)ですが、それでもキーごとの打鍵頻度でいうと、高いほうから Enter > A > BackSpace > Space > ... です。

つまりこの3つのキーを円滑に入力できることは、入力の効率においてきわめて重要です。文字領域を工夫するだのしないだのは、この3つのキーの便宜を高めることにくらべれば些事だと思います。

というわけで左サムクラスタです。 左サムクラスタに Enter, BackSpace, Space の3つを配置することで、ほぼいかなる時からでも(わたしはマウスが右側なので、マウスを操作しているときですらも)この3つを最速で打鍵できます。(ポインティングデバイスが左側のひとは右サムクラスタに置くのがいいと思います)

( Space はまだしも) Enter と BS が右側の僻地にあるような物理配列は話になりません。サムクラスタを導入しましょう。

サムクラスタ≒親指領域であること

これらのキーをサムクラスタに置くということは、文字領域内に置かないということでもあります。

Space をシフトに使うような配列をさておけば、これらのキーが語句の入力に混ざり合うことはふつうありません。たとえば英語であれば語の区切りごとに Space を打ちますが、それでも語の入力と混ざり合ってはいません(語を入力して、 Space を挟んで、次の語の入力が始まる)。

だから、これらのキーを文字領域――文字領域をあつかうための指の担当――に置くことには理がないんですよね。文字領域(を担当する指であつかえる位置)を圧迫してこれらを置く意味がなく、サムクラスタに置くのが最も理にかなっているわけです。

F13, F14

F13 が IME OFF 、 F14 が IME ON です。

空いているところ

最近の変更で空きました。

QWERT (余談)

そういえばわたしは QWERTY のことを QWERT と呼びます。 なぜなら左右分割で左側にあるのは T までだからです。

(逆に、一体型のひとが使っている QWERTY のことは QWERTY と呼びます)